KOTEI、Qtと連携したコックピットHMIソリューションを展示
第19回北京国際自動車展示会において、KOTEIは国際エコシステム展示エリアにて、Qt Groupの技術を活用したコックピットHMIソリューション「Outpace」を紹介した。
会期中には、Qt GroupのグローバルシニアバイスプレジデントであるErik Rehn氏、インダストリービジネス開発担当バイスプレジデントのVenla Pouru氏、中国代表の许晟氏らがKOTEIブースを訪問。
KOTEIからは、董事長の朱敦尧氏、CEOの王军德氏をはじめとする経営陣が応対した。

△ 経営層記念撮影
3D HMI開発の方向性について意見交換
会場では、次世代コックピットにおける3D HMIの開発手法や今後の方向性について意見交換が行われた。
Qtが持つクロスプラットフォーム開発基盤と、KOTEIの「AI+車載ソフトウェア」領域および車載OS開発での知見をどう組み合わせていくかをテーマに、中央集約型アーキテクチャにおける開発課題への対応について議論が進められた。
共同展示「Outpace」HMIソリューション
今回展示された「Outpace」は、両社の協業による具体的な取り組みの一例となる。
本ソリューションでは、レンダリングをサービスとして提供するRaaS(Rendering as a Service)やSR技術を活用し、比較的リソースの限られた車載チップ上でも、リアルタイム3D描画と環境認識の可視化を両立している。
また、KOTEIのソフトウェア開発基盤「SDW(Software DreamWorks)」および車載OS「A²OS」との連携も想定しており、ソフトウェア定義車両(SDV)時代における複雑なユーザー体験を、より効率的に構築するためのアプローチを示している。
両社の強みを活かした開発連携
Qt Groupは、車載領域におけるHMI開発で実績を重ねており、クロスプラットフォーム対応の3D開発環境やマルチディスプレイ向けソリューションにおいて高い評価を得ている。
一方、KOTEIは「AI+車載ソフトウェア」を軸に、開発基盤からシステム実装までを一貫して手がけてきた実績を持つ。
今回の展示と意見交換を通じて、Qtの開発効率とKOTEIのAIベースのソフトウェアエンジニアリングを組み合わせることで、OEMおよびTier1に向けた次世代コックピット開発の加速につなげていく方向性が確認された。